紅の バラ   ー 遠 い 恋 ー

             紅のバラ 想いは遠い
             どれほど 手を伸ばしても
             触れることは 許されはしない人
             熱く 熱く
             私の心を 焦がす人
             知っていても
             心が呼び合い求め合う
             束の間の時 喜びの時よ
             今 君は 何処に

             紅のバラ 美しきその姿
             僕の心は 君を探し彷徨う
             時は 帰らない
             君は もう いない
             僕は 何故
             此処に いるのか






夢を手に入れた君へ

              夢は 追い続ければ
              絶対叶うと
              貴方は 笑う
              私の夢は 貴方と 呟きながら
              貴方の夢を もう少しで見れる
              その幕が開く
              幸福を 貴方は 全身で受け止めて
              自信たっぷりに
              私達の前に 現れる
              最高の パートナーを得て
              最高の ステージとするために
              この扉の 向こうで
              貴方の 夢が
              今 現実となる






出 航

             I LOVE YOU
             私の 愛した人
             私は 故郷へ 戻ります
             貴女の幸福そうな 笑顔を想い出にして
             船は 今 陸を離れ
             また 海を行く
             夢を 乗せて 故郷を出て
             夢を 置いて 故郷へ戻るのです

             I LOVE YOU
             今も 貴女を想っています
             でも 手を振る 貴女の笑顔
             それだけで いいのです
             私は キットまた
             夢を乗せて 貴女の笑顔に会いに
             海を 渡って来るでしょう
             幸福に輝く
             貴女の 笑顔に

              マリー I LOVE YOU






マルセルへのレクイエム

              愛という 言葉を知らず
              愛を 追い求める心
              人を 射る
              君の 瞳は
              愛を 求めながら
              愛を 見失う
              心を 持ちながら
              心を 無くした人よ

              愛を 傍らに置いて
              今は 眠れ
              唯 静かに






アンダルシアへの想い

             光が 影を 求め
             影が 光を 求めた
             異なった ふたつのものが
             お互いを 必要とし
             そして 出逢った
             その時
             世界が 弾けた
             重なり合う ふたつの心は
             引かれながら 対立する
             互いに 互いが 焦がれるあまり
             光と影は
             時の狭間で 彷徨う






風の声 それは…

             風が 囁く
             風が 招く
             あの子の 声を乗せて
             僕を呼ぶ
             リリー 愛しい娘
             僕の リリー
             君の姿 君の笑顔
             今も 僕の心に
             風が…






誓いのバラ 運命の恋

             誓いのバラが
             地に叩きつけられた時
             この運命の恋が 始まった

             繰り返された ゲームと
             割り切っていた筈が
             自らが罠に 陥った

             愛してる 愛してる
             心が バラの花よりも
             赤い血を流し
             貴女に誓う
             愛している
             この身体が 消えようとも
             貴女だけ シルヴィア





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